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News

2017.3.28

介護福祉士の国試、合格率が急上昇 過去最高72.1% 前回比14.2ポイント増

 


《 厚労省の合格発表会場 28日 》

厚生労働省は28日、今年度の介護福祉士国家試験の結果を発表した。合格率は過去最高の72.1%。前回の57.9%を14.2ポイント上回る大幅な上昇となった。これまでで最も高かった2013年度(64.6%)と比べても7.5ポイントの開きがある。
 
第29回介護福祉士国家試験合格発表
 
今年度の国試は受験者数が急減。15万2573人だった前回の半分の7万6323人にとどまった。働きながら資格を目指す「実務経験ルート」の条件に、最大で450時間の「実務者研修」が加えられたことが要因とみられる。厚労省はこの見直しが合格率にも影響を与えた可能性があると説明した。「実務者研修が導入されたことで、学習の機会が確保され動機づけに変化が生じたのではないか」。担当者はそう話している。
 

 
合格したのは5万5031人だ。内訳は男性が29.5%、女性が70.5%。社会福祉施設の介護職員(63.6%)やヘルパー(17.6%)が目立つ。年代別にみると、40代が29.6%で最も多い。このほか、10代・20代が29.0%、30代が22.5%、50代が16.2%。60代以上は2.8%の1516人となっている。
 

 EPAの外国人、合格率は49.8%

 
一方、EPA(経済連携協定)の枠組みで来日して国試に挑戦した外国人の合格率は、前回より1.1ポイント低い49.8%だった。今年度はインドネシア人が109人、フィリピン人が100人、あわせて209人が受験。104人が合格した。これまでに受かったEPAの外国人は合計506人。厚労省の担当者は、「資格を目指す人の支援に引き続き力を入れていく」としている。


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