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Report

2017.6.26

「今こそ全員参加型の組織へ改革を」 ケアマネ協会、新会長に柴口副会長を選出

 


《 柴口新会長 25日 》

日本介護支援専門員協会が新たなリーダーを選んだ。25日に都内で開催した総会で任期満了に伴う会長選を実施。各支部の代議員の投票により、副会長だった柴口里則(しばぐちさとのり)氏を選出した。2期4年を務めた鷲見よしみ会長は退任する。
 
「支えてくれる全国の仲間と団結し、皆様の声を反映できる仕組みに改革したい。徹底的な透明化も図る。今こそ全員参加型の組織に改革しようではないか」。会長選に勝利した柴口氏は、投票前に行った演説でそう語った。「行政や関係機関との意見交換をしっかりして、ケアマネとケアマネジメントの重要性を訴えていく。ケアマネが主導して担える領域を拡大できるように取り組む。地位の向上を図る」と約束し、自身への支持を強く呼びかけた。「我々の責務は利用者の暮らしを守り、輝いて頂くこと、そして国民だれもが安心して生活できる環境を整えていくことではないか」とも述べた。
 
柴口氏と鷲見氏の一騎打ちとなった今回の会長選。有効投票の総数は83票で、柴口氏が49票、鷲見氏が34票という結果だった。敗れた鷲見氏は、「少しでもできることがあれば今後も頑張っていく。新しい執行部とともに一丸となってやっていきたい」と挨拶した。柴口氏も当選後、「チーム一丸となって一緒に歩んでいきたい。この協会をしっかり導いていく」との決意を示した。
 
柴口氏は59歳。訪問介護や通所介護などを手掛ける株式会社グリーンケア(福岡市)を経営しており、そこで居宅介護支援事業所の代表も担っている。福岡県の介護支援専門員協会の会長。日本介護支援専門員協会との関わりも長く、2009年から常任理事を、2013年から副会長を任されてきた。
 
当面の大きな課題の1つが来年度の介護報酬改定への対応だ。総会後に取材に応じた柴口氏は、「厚生労働省と協議を重ね、向こうがどんな考えを持っているか日頃から十分に把握していく」と説明。「連携・協調できるところはしっかりしていきたい。ただ主張すべきことはしっかりと主張していく」と話した。

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