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Data

2017.12.25

出生数、94.1万人で過去最少 2年連続で100万人割り込む 人口動態統計

 


厚生労働省は22日、2017年の人口動態統計の年間推計を発表した。
 
平成29年(2017)人口動態統計の年間推計
 
それによると、今年生まれた赤ちゃんは94万1000人。昨年から約3万6000人減り、統計が始まった1899年以降で最も少なかった。100万人を割り込むのは2年連続。生まれてくる子どもが減ってしまうと、医療や介護、年金といった社会保障制度の「支え手」も少なくなる。将来の保険財政は一段と厳しさを増す見通しだ。
 
統計は国内の日本人が対象。その年の1月から10月までのデータなどをもとにして、1年間トータルの人数を推計したものだ。結果をみると、今年亡くなった人は昨年より約3万6000人多い134万4000人。死亡数から出生数を引いた人口の「自然減」は40万3000人となり、初めて40万人を突破した。死亡数が出生数を上回るのは11年連続。「自然減」の規模はこの10年で21.8倍に拡大している。
 
出生数が減っている要因について、厚労省の担当者は「25歳から39歳の女性の人口が少なくなってきたことが影響している」と説明。合計特殊出生率が1.44(2016年)にとどまっていることなどを念頭に、「保育の受け皿を確保していくなど、出産を望む人が希望通りに産める環境の整備を進める必要がある」と話した。
 
このほか、今年結婚したカップルは60万7000組。昨年より約1万4000組少なく戦後最少となっている。離婚件数は昨年より約5000組減り21万2000組だったという。

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