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Technology

2017.10.12

パルロ、初の家庭向けを展開へ 利用者の情報を家族へ伝達 富士ソフト

 


《「PALRO」H.C.R2017 》

29日に閉幕した「国際福祉機器展 H.C.R 2017」で、富士ソフトは家庭向けの「PALRO(パルロ)」を参考出展した。離れて暮らす家族に利用者の情報を届ける機能がある。すでに製品化する方針を決めており、近く発売する時期を明らかにする計画。現在は施設や法人への販売としている。
 
業界で有名なタレントに成長したパルロ。既に全国のおよそ1000施設で活用されており、介護の現場に最も普及しているコミュニケーションロボットのひとつだ。
 
100人以上の顔と名前を覚え、最新のニュースや天気予報、健康情報も含めて様々な会話をこなす能力を持つ。介護予防の体操の指導役やレクリエーションの司会・進行役も担う。介護職員の負担を軽減したり、高齢者の介護予防に役立てたりできると期待されている。国も実証調査に取り組んでおり、日本医療研究開発機構(AMED)は一定の効果が確認できたというレポートを出した。介護保険の「新しい総合事業」での活用に向けた検証も進められている。
 
新たに製品化する家庭向けのパルロは、利用者がどのような会話をしているか、どんな指示をしたかといった日々の情報を、離れて暮らす家族へスマホやタブレットなどの専用アプリを通じて届ける。必要に応じて居室の映像も送る。パルロを通じてお互いにメッセージを送り合うことも可能だ。
 
親などへプレゼントするニーズを見込み「Gift Package」として売り出す。富士ソフトは、「利用者のプライバシーを守る観点で慎重にソフトウェアの開発を進めてきた。『監視ではない見守り』、適切な通知内容とタイミングを実現した」としている。価格も含めた詳細は近く公表する予定。

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