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Report

2017.11.27
= 社保審・介護給付費分科会 =

老健、「強化型」をさらに評価へ 在宅復帰機能を推進 「従来型」はメリハリ

 


《 社保審・介護給付費分科会 22日 》

厚生労働省は来年度の介護報酬改定で、介護老人保健施設の在宅復帰を支援する機能を一段と強化するための施策を打つ。
 
第152回社会保障審議会介護給付費分科会資料
 
既存の「在宅強化型」のうち、より積極的に取り組みを行っている施設が高い対価を得られるようにする。「従来型」の評価は細分化し、その有する機能に応じてメリハリをつけていくとした。いわゆる「加算型」については、入所後の具体的な取り組みやリハビリテーション専門職の配置なども新たに指標として用いることで、さらにきめ細かく報酬を設定する方針だ。

22日の社会保障審議会・介護給付費分科会で提案し、委員から大筋で了承を得た。詳細は年度内に固めて通知する。
 
昨年10月のデータでは、「在宅強化型」は全体の13.6%。「従来型」が57.1%と最も多く、「加算型」は29.3%だった。およそ2年前の2014年6月と比べると、「強化型」と「加算型」の割合が増えてきたことが分かる。

厚労省はこのほか、「退所前訪問指導加算(*)」、「退所後訪問指導加算(*)」、「退所時指導加算(*)」を基本報酬に包括化する考えを示した。ただし、「退所時指導加算」のうち試行的に退所させる取り組みを後押しする評価については、「試行的退所時指導加算」として存続させるという。利用者ごとのニーズによって対応が異なるため、と理由を説明している。
 
退所前訪問指導加算
入所者の退所に先立ち、退所後に生活する居宅を訪問し、入所者・家族に退所後の療養上の指導を行うことを入所中1回に限り評価。
 
退所後訪問指導加算
入所者の退所後30日以内に居宅を訪問し、入所者・家族に療養上の指導を行うことを退所後1回に限り評価。
 
退所時指導加算
1. 入所期間が1ヵ月を超える入所者の居宅への退所時に、入所者・家族に退所後の療養上の指導を行うことを入所中1回に限り評価。
2. 退所が見込まれる入所期間が1ヵ月を超える入所者を、居宅において試行的に退所させる場合に、入所者・家族に療養上の指導を行うことを、最初の試行的な退所を行った月から3ヵ月間、ひと月に1回に限り評価。

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