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Report

《 2019.9.19 》
= 文書負担軽減専門委 =

介護の書類、押印や役所への持参を年度内にも効率化 厚労省方針


《 文書負担軽減専門委 18日 》

介護の現場を悩ませているペーパーワークの負担軽減に向けて、厚生労働省は新たな具体策を今年度中にも実施する計画だ。

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年内に大枠の内容を固め、可能なものから通知などを出して改善を図っていく。18日に開催した社会保障審議会の専門委員会で明らかにした。
 
第3回社会保障審議会介護保険部会介護分野の文書に係る負担軽減に関する専門委員会 資料
 
紙媒体にはんこを押して提出しろと指示される、わざわざ役所まで出向いて書類を出すよう求められる、同一・酷似した添付書類が散見される − 。
 
こうした現場の不満をできるだけ解消する方針。どこまで徹底した措置を講じるかは今後の検討。専門委でのこれまでの議論では、「押印や役所への持参が欠かせない文書もある」との指摘も出ている。
 
厚労省はこのほか、実地指導の更なる効率化に向けた具体策も早ければ今年度中に実施する構えだ。既に出している書類の再提出を不要とするほか、可能な限り画面上のチェックだけで済ませるペーパレス化を浸透させる案などを示している。
 
行政に提出すべき書類、あるいは事業所に保管しておくべき書類のぺーパレス化を徹底的に進め、一部の例外を除いてオンラインで事足りる環境の整備を目指す姿勢もみせているが、これはより中長期的な構想と位置づけた。
 
厚労省の担当者は「もう少し詳しい議論を深めたい」と話す。委員からは、ロードマップを作って着実に具体化していくべきとの注文が相次いだ。