広告

News

《 2019.9.20 》

今年度のケアマネ試験、受験者数の大幅回復なし 東京・大阪などで微増の見通し


昨年度に受験者数が激減したケアマネジャーの実務研修受講試験 − 。10月13日に実施される今年度はどうか? さほど大きく変わらなそうだ。

広告
広告
expobanner

都道府県からの報告が集まってきている。東京都や大阪府、北海道など受験者数の多い18都道府県の今年度の受験予定者数(*)は計3万3869人。昨年度の受験者数より2730人(8.8%)多い微増となっている。
 
* 受験予定者数は9月18日時点。今後変動する可能性あり。
 
この18都道府県では昨年度に3万1139人が受験。全体の63.1%を占める規模だった。
 
受験予定者数を多い順にみると、東京都が4077人で433人増、大阪府が3484人で513人増、北海道が3053人で164人増、神奈川県が2585人で288人増、兵庫県が2575人で436人増。この順位は昨年度の実績と変わらない。大阪府や兵庫県は伸び幅が大きかった。

このほか、福岡県や埼玉県、広島県、京都府などでそれぞれ100人から200人程度増えていた。一方で更に減少したところもある。宮城県は1329人で12人減、青森県は977人で128人減、熊本県は1113人で6人減だった。
 
ケアマネ試験をめぐっては昨年度、受験者数が非常に大きく減少して関係者にショックを与えた経緯がある。一昨年度が13万1432人、昨年度が4万9312人。一気に62.5%も減る衝撃の結果だった。
 
最大の要因は、5年以上の経験を持つ2級ヘルパーなどを除外した受験資格の厳格化とみられる。また、求められる役割や研修の量が増えて非常に忙しいこと、処遇がそれほど良くないことも背景にあると指摘する声が多い。
 

 受験手数料、各地で大幅増

 

今年度のケアマネ試験にはもう1つ特徴がある。受験手数料が軒並み上がったことだ。
 
18都道府県すべてでアップ。千葉県では8700円から1万4400円へ、愛知県と埼玉県では8700円から1万3800円へ、神奈川県では8790円から1万3800円へ、それぞれ5000円を超える大幅増となっている。受験者数の激減で1人あたりの経費が上がってしまったことが要因。
 
このほか、宮城県は8400円から1万2800円へ4400円増、広島県は8800円から1万2800円へ4000円増、東京都は9200円から1万2800円へ3600円増となっている。