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《 2019.11.1 》

紹介状のない患者の窓口定額負担、対象病院を拡大へ 厚労省方針


《 厚労省 》

かかりつけ医などの紹介状を持たずに受診した患者に定額の追加負担を求める制度について、厚生労働省は対象となる病院を拡大する方針を固めた。

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医療機関どうしの役割分担をさらに進めることで、限りある医療資源をより効率的に活用していくことが目的だ。高齢者などの受診行動に影響が及ぶ可能性がある。
 
厚労省は10月30日に開催した中医協総会で提案。診療側、支払側の委員から大筋で了承を得た。来年度は診療報酬を改定する2年に1度のタイミング。対象拡大は早ければ来年4月から始まる見通し。
 
中央社会保険医療協議会 総会
 
紹介状なしの患者に窓口で追加負担を求める制度は2016年度から始まった。
 
当初の対象はベッド数が500床以上の病院だったが、2018年度の改定で400床以上へと改められた経緯がある。金額は初診の場合が5000円以上、再診の場合が2500円以上とするよう定められている。救急患者などは例外。
 
次の改定で対象をどこまで拡げるかは今後詰めていく。これまでの議論では、支払側から200床以上とするよう求める声があがっている。

厚労省は年内に結論を出す予定。相対的に症状の軽い患者はクリニックで対応し、高度な医療を提供する大病院には重症患者の治療に専念してもらうなど、体制の合理化に向けた外来機能の分化を徹底したい考えだ。