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《 2019.11.5 》

れいわ木村議員、多目的トイレの機能分散を提言 「混み合って入れない」


《 質疑に臨んだ木村議員(画像出典:参院インターネット審議中継)》

今年7月の参院選でれいわ新選組から初当選した重い障害を持つ木村英子議員が5日、参院・国土交通委員会で初めての質疑に臨んだ。

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木村議員は街なかの多目的トイレの整備や災害時の障害者への支援について国の姿勢を正した。
 
参議院インターネット審議中継
 
多目的トイレを取りあげた木村議員は、「障害者にとって社会的バリアは沢山あるが、最も大きいものの1つがトイレだ」と説明した。
 
そのうえで、「オストメイト対応、介護用ベッド、ベビーチェア、乳幼児用おむつ交換台、着替え用ステップなど、様々な機能を1つのトイレにまとめてきた。多くの人が使えるようになった一方で、混み合って必要な時になかなか入れない状況が生まれている」と指摘。「通常のトイレとは異なる機能を持つトイレへの需要は大きい。1つのトイレに様々な機能をまとめるのではなく、車いす、介護、子育てなど、それぞれのニーズに合わせた用途別のトイレを複数作っていくべきではないか」と提言した。
 
また、「私の様に、電動車いすでリクライニングを倒して介助を受けながら使用する場合、狭くて難しいトイレが多い。最も一般的な車いすのみを想定して設計標準が作られている」と問題を提起した。
 
木村議員はこうした主張により、赤羽一嘉大臣をはじめとする国交省の幹部から、「ニーズに合わせてトイレの機能を分散させる取り組みをしっかり推進していきたい」「同伴した介助者が動けるスペースを確保することは非常に重要」などの答弁を引き出した。

木村議員はこのほか災害時について、「避難所に行っても車いすトイレがない、医療機器を使うための電源があるのか分からない、といった状況がある。知的障害を抱えた子どもの親の中には、『周りに迷惑をかけたくない』と避難所へ行くことを諦める人も多い。そもそも避難に必要な情報を適切に得られない障害者は少なくない」などと改善を訴えた。