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Report

《 2019.11.8 》

難病のれいわ・舩後議員が初質問、インクルーシブ教育の重要性を訴える


《 質問を行う舩後議員 7日 》

参議院・文教科学委員会で7日、今年7月にれいわ新選組から初当選したALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の舩後靖彦議員が初めて質問を行った。

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テーマとして取りあげたのはインクルーシブ教育。舩後議員は今回、予め用意した文章を代読してもらう形で以下のように訴えた。
 
「障害のある方とない方が分け隔てなく支え合う社会を作っていきたい。以前の私のように、障害のない多くの方は、障害や病と共に生きる方々と接する機会が少なく、その日常がどういうものかよく知らずにいるのではないでしょうか。そのため、障害や病に否定的な感情が生まれ、それが偏見や差別につながっていくのではないでしょうか。こうした不幸な連鎖をなくすためには、先入観なしでつき合うことができる幼少期から保育園、幼稚園、小学校などで共に学び、育つことが大切だと考えています」
 
そのうえで、「障害の有無にかかわらず、原則として地域の学校で学ぶ方向へ転換すべきではないでしょうか」と主張。「もちろん特別支援学校などをなくせ、と言っているのではありません。特別支援学校などを選ぶことを否定しているわけでもありません。障害のある子とない子が共に学ぶことを原則としたうえで、特別支援学校などを選べる形へ国として変わって頂きたい。今はまだ本人や保護者の希望がかなわないケースもある」と語った。

これを受けた萩生田光一文部科学相は、「障害のある子の様々な学びの場の充実を図っていきたい。本人や保護者の希望が最大限尊重されるよう条件整備を図る」と応じた。

《 質問を行う舩後議員 7日 》

舩後議員は文科相の答弁に対し、文字盤の文字を1つずつ目で示して文章を作り、それを代読してもらう形で、「ありがとうございます。子供の頃から共に学ぶことで、自然と仲間として解け合うことができる」と述べた。