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Report

《 2019.11.8 》
= 介護&看護EXPO =

医療との連携が生き残りのカギ セントケアHD田村氏「本当のプロの仕事を」


《 介護&看護EXPO 田村氏の講演 10月24日 》

千葉の幕張メッセで10月23日から25日まで開催されていた「第2回介護&看護EXPO」− 。24日のステージでは、セントケア・ホールディングで常務取締役執行役員を務める田村良一氏が「地域包括ケアに向けての地域戦略」と題して講演した。

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田村氏はこの中で、高齢化や疾病構造の変化などに伴って地域の医療ニーズが今後さらに拡大していくと改めて解説した。
 
そのうえで、「介護事業者はそれをどう受け止めるのか、どんな体制を構築すべきなのか、我々が自分たちで考えて答えを出さなければいけない」と指摘。「生活支援型のサービスだけをいつまでも行っているのでは難しくなる。我々がしっかりとしたプロの領域を自ら掴み、本当のプロの仕事をしていかなければ継続していけない」との認識を示した。
 
セントケア・ホールディングは1983年設立。講演の資料によると、従業員数は9976人、拠点数は全国519ヵ所にのぼる。デイサービスやグループホームなども展開しているが、やはり訪問介護や訪問入浴介護、訪問看護、居宅介護支援などの訪問系が中心だ。

田村氏は訪問介護について、「厳しい中でどう残していけるか。やはり医療との連携がカギだと思う。今は状態の重い利用者に十分対応できない。同業他社と協力して体制を整えることも大事だと考えている」などと語った。
 
自社の今後の戦略としては、訪問看護、小規模多機能、看護小規模多機能に力を入れていくと説明。ここでもやはり医療ニーズの受け皿となることが重要との考えを示した。