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《 2019.12.19 》

医師会、診療報酬改定率に一定の評価 「落第点より少し上」

北村俊輔

《 医師会・横倉会長 18日 》

日本医師会の横倉義武会長は18日の会見で、前日の閣僚折衝で決まった来年度の診療報酬の改定率について所感を述べた。

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本体部分が+0.55%だったことを受けて、「満足はいかないが厳しい国家財政の中で一定の評価をしたい」と語った。
 
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加藤勝信厚生労働相から連絡を受け、改定率を初めて知った時の心境は「(本体が)マイナス改定でなく少しホッとした」。具体策の議論が中医協であるため現時点で採点はできないとしつつも、「落第点が40点ならば、それより少し上ぐらい」との認識を示した。

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今回の診療報酬改定では、救急病院の勤務医の働き方改革に向けて本体の0.08%を充てる措置がとられた。改定率を定める段階で配分先を絞るのは珍しいが、横倉会長は「全ての関係者が働き方改革を念頭に置くべきだという思いで一致していた」と理解を示した。

17日の閣僚折衝ではこのほか、官民の病院にベッドの削減を促す新たな補助金を来年度に創設することも決められた。横倉会長はこれについて、「人口減少地域では病床のダウンサイジングが必要だ。病床の削減とは人を減らすことだが、現状では退職金の準備などができていない。混乱をもたらさないよう(補助金を)使うべきだ」と述べた。