訪問介護の現場の声を集め、そこから汲み取った“本当に必要な機能”だけを凝縮した介護ソフトが誕生した。【Joint編集部】
全国で重度訪問介護などを展開するユースタイルラボラトリー株式会社は今月1日、訪問介護事業所の運営支援に特化した介護ソフト「カイビズプラットフォーム」を正式にリリースした。
訪問介護の事業者、管理者、ホームヘルパーから寄せられた意見をもとに、現場の問題意識やニーズに応えるために設計・開発した点が大きな特徴だ。介護ソフトは数多くあるが、訪問介護事業者が自ら開発したものは珍しい。まさに訪問介護事業者の、訪問介護事業者による、訪問介護事業者のための介護ソフトだ。
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訪問介護の課題は今さら言うまでもない。全国にはおよそ3万5000の事業所があるが、その多くは職員10人未満。複雑な制度改正・報酬改定への対応に加え、請求業務や記録作成といった日々の事務作業の負担をできるだけ軽くし、人手不足にあえぐ現場を下支えする仕組みが求められている。
こうした課題に応えるのが「カイビズプラットフォーム」だ。訪問介護に必要な機能だけに絞り込み、スマートフォンやタブレットでも直感的に操作できる設計が特徴。シフト管理や記録入力、国保連への請求までを一元的に行える。
マニュアルは不要で新人でもすぐに使える画面構成に加え、業務連絡・申し送りのリアルタイム共有による伝達ミスの防止、サービスの質の向上など、業務改善を多角的に支援する。
介護保険と障害福祉サービスの双方に対応するなど、重度訪問介護を主軸とする同社のノウハウが色濃く反映されている。ヘルパーの高齢化やICTへの苦手意識といった現場の悩みを丁寧にすくい上げ、あえて“高機能化”より“使いやすさ”を重視した点にも現場主義の姿勢がにじむ。
ユースタイルラボラトリーは、重度訪問介護や障害者グループホームなど約160事業所を全国で運営するほか、2023年からは経営支援サービス「カイビズ」も展開してきた。処遇改善加算や特定事業所加算の取得支援、国保連への報酬請求代行、人材の採用代行などを通じて、すでに500以上の事業所を支援してきた実績がある。
現場の声から立ち上がった「カイビズプラットフォーム」は、訪問介護の持続可能性を支える新たなソリューションとして注目が集まっている。同社は今後、ケアマネジャーや相談支援専門員との連携の強化、営業・採用を支援する機能の実装などを図り、事業所の経営全体を幅広く支える介護ソフトへと進化させていく方針だ。
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