

厚生労働省は来年度から、ケアマネジャーの法定研修に用いる全国統一的な講義動画や教材の作成に着手する。【Joint編集部】
今月中に財務省へ提出する来年度予算の概算要求に、その経費を新たに盛り込んだ。
全国統一的な講義動画をオンラインで視聴できるオンデマンド化を実現する構想。法定研修の質を確保しつつ、全体として効率化やコスト削減を進めることで、受講者の負担を軽減する狙いがある。
ケアマネジャーの法定研修をめぐっては、受講者の経済的・時間的な負担が非常に大きい、中身の質に地域格差があるなどの課題が指摘され、現場からは不満の声もあがっている。
厚労省は昨年末にまとめた検討会の報告書に、「全国統一的な実施が望ましい科目の研修を、国レベルで一元的に作成する」「その講義をオンラインで一斉配信できるようにし、いつでも・何度でも受講できるようオンデマンド化する」などと明記。「ケアマネジャーの経済的・時間的負担を可能な限り軽減する」と打ち出していた経緯がある。
どの科目を全国統一的な講義動画とするか、オンデマンド化をどのように運用するかといった制度のあり方は、これから来年度にかけて具体的に検討していく考えだ。