2025年9月1日
自宅で1人で死亡した高齢者、今年上半期で3万人超=警察庁


警察庁が8月29日に公表したまとめによると、今年1月から6月に自宅で1人で亡くなった65歳以上の高齢者は、3万1525人にのぼった。【Joint編集部】
このうち、75歳以上は2万1421人で7割弱を占めた。年齢別では、85歳以上が8315人、80〜84歳が6200人、75〜79歳が6906人だった。
発見までの期間をみると、65歳以上のうち「3日以内」に見つかった人は1万8817人で約6割にあたる。一方、内閣府が「孤立死」の目安とする死後8日以上で発見された高齢者は、8353人にのぼった。
こうした集計は、高齢者の1人暮らしの増加を背景として、自宅での死亡事例を把握することが狙い。発見までの期間を詳しくみると、1ヵ月以上経ってから発見された高齢者は2873人に達した。