

厚生労働省は10日に介護保険最新情報のVol.1420を発出し、「適切なケアマネジメント手法の手引き その3」と「はじめての適切なケアマネジメント手法実践ガイド」を新たに公表したと通知した。【Joint編集部】
全国の関係者に広く活用を呼びかけている。
※ 新たな手引きや実践ガイドは介護保険最新情報Vol.1420からダウンロードできる
新たな手引きは、「疾患別ケアについて学ぶ」がテーマ。多職種との連携でも活用できる疾患別ケアの視点を中心に解説するもので、厚労省は既に公開済みのその1・その2と併せての利用を促している。
一方、新たな実践ガイドは、ケアマネジャーが適切なケアマネジメント手法の中でもどのような項目に着目し、どのような取り組みが考えられるのかを例示したもの。高齢者の世帯類型(独居世帯、高齢者のみ世帯)ごとに、具体的な着眼点や取り組み例を分かりやすく示している。活用にあたっては「考え方編」「使い方編」の説明書が参考になる。
厚労省は、こうした手引きや実践ガイドを基に研修会や事例検討会などを行い、ケアマネジメントの質の向上を一層進めるよう呼びかけている。今後も関連事業の進捗を随時発信していく方針だ。