2026年4月22日
東京・江戸川区でケアプー導入率が62%に 伴走支援の奏功で普及加速=善光総研
善光総合研究所は20日、東京都江戸川区のケアプランデータ連携システムの導入率が62%に達したと発表した。【Joint編集部】
「人口10万人以上の都市でこの導入率は極めて稀。日本一の普及水準」
善光総研はそう強調した。自治体主導の伴走型支援が奏功したという。
ケアプーの活用促進事業を江戸川区から受託した善光総研は、NPO法人タダカヨとともに地区別の説明会、主要ソフトベンダーと連携したオンラインセミナー、サポートサイトの運用など多角的な支援策を展開。ICTリテラシーに課題がある事業所に対しては、OSの標準機能など基礎的なパソコン操作から教える丁寧なアプローチで、当初の目標を上回る成果を達成できたと報告した。
ケアプーの地域的な有効活用による効果は大きい。
善光総研は導入前後で、予定・実績の入力作業が平均で月16.7分削減されたほか、書類持参やFAXといったアナログ業務の時間も軒並み減ったと説明。これがゆとりの創出につながり、職員の58%が「仕事のやりがいが増した」と答えたと明らかにした。
今後については、こうした「江戸川区モデル」をパッケージ化して全国へ展開する方針を示した。介護職の賃上げ(処遇改善加算)の要件化とこうしたサポートが各地で相乗効果を発揮していけば、ケアプーの普及はさらに加速していきそうだ。





