

日本介護支援専門員協会は、今年度の「介護支援専門員生涯学習体系研修」の参加申し込みの受け付けを開始した。【Joint編集部】
ケアマネジャーとしての専門性を高めたい人に向けた研修で、キャリアに応じて段階的にステップアップできる6課程で構成されているのが特徴。制度上の更新研修では得られない実践的な学びを深められると好評だ。
協会は今回、このうち以下の2課程の参加者を募集している。
実践者レベル4「JCMAマスター初級認定」
対象者|実務経験が概ね5年以上のケアマネジャー
開催期間|2025年7月8日〜2026年1月29日
指導者レベル2「JCMAマスター上級認定」
対象者|実務経験が概ね10年を超えているケアマネジャー
開催期間|2025年7月8日〜2025年12月25日
講義は協会の研修動画配信システムを用いたオンデマンド形式で、演習はZoomで実施される。全国どこからでも参加でき、日々の仕事との両立もしやすい仕組みとなっている。
参加申し込みの締め切りは6月20日正午。会員・非会員を問わず受講でき、定員は各課程おおむね100人。申し込み多数の場合は先着順での受け付けとなる。
協会はこの研修について、法定研修では必ずしもカバーしきれない、実践的かつ専門的な学びを深める機会と位置づける。ケアマネジメントの高度化、地域の多様なニーズへの対応などを念頭に、より質の高い支援を担える“専門職の中の専門職”を育成するための取り組みだ。
研修の詳細な日程や申し込み方法などは、協会の公式サイトから確認できる。