19日の衆議院・厚生労働委員会では、ケアマネジャーの資格の更新制を廃止する方針を打ち出した厚労省に対し、議員から質問が向けられた。【Joint編集部】
上野賢一郎厚労相はこの中で、資格の更新制を廃止した後で受講を求めていく各種の研修について、「できるだけ負担を軽減する」と強調。全国統一的な教材の作成や時間数の縮減、オンライン化、任意のタイミングでの分割受講などにより、費用面を含む負担の軽減を目指すと説明した。
更新制の廃止の施行時期については、「ケアマネジャーの負担軽減は大変重要な課題。速やかに実施する必要がある」との見解を示しつつ、次のように明言は避けた。
「実施主体が都道府県なので、十分な準備期間を確保するという観点も大事。関係者とも十分に意見を交換して、実施時期は丁寧に検討していきたい」







