介護・福祉分野の送迎業務を効率化するシステムとして知られるダイハツの「らくぴた送迎」が、今月から大幅にリニューアルされた。【Joint編集部】
これまでの単一施設の送迎に加え、複数施設間の共同送迎や通し送迎といったより複雑な運行スタイルにも対応。操作画面も刷新し、機能性と使いやすさを高めた。
現場の要望に真正面から応えるアップグレードで、送迎業務の効率化や負担軽減を一段と後押しする。
※「らくぴた送迎」の詳細やお問い合わせはこちらから↓
ダイハツの「らくぴた送迎」は、通所介護施設の送迎業務を送迎前・送迎中・送迎後の各シーンでサポートする運行管理システム。利用者や車両の情報を登録しておけば、最適な送迎計画を手軽に作成できる。
事業所のパソコンと各車両のスマートフォンを連携させ、現在地や送迎状況をリアルタイムに共有できる点も特徴だ。ドライバーの操作も容易で、より安全でスムーズな運行を支えるしくみとして高い評価を受けている。
◆ 複雑な運行に対応する新機能
これまで「らくぴた送迎」は、主に1日型の通所介護施設を中心に活用されてきたが、近年は短時間サービスの拡大などで業務が複雑化し、現場の送迎業務に関する負担も増加傾向にある。
そのためリニューアルした「らくぴた送迎」では、そうした声に応える機能を新たに搭載。複数の事業所が車両を共有して運行する「共同送迎」や、利用者を自宅へ送った後に次のお迎え先へ直行する「通し送迎」に対応し、多様化する通所介護の事業モデルにも合う柔軟な組み立てが可能となった。
操作性に関しても、これまでの使いやすさはそのままに、多くの車両が並ぶ場合などでも見やすく、また送迎予定の変更も容易になるよう改良されている。
また、従来は専用レンタル端末のみでの提供だった連携機能については、リニューアルを機にアプリ提供も開始。AndroidとiOSの双方に対応。より幅広い事業所が手軽に活用できる環境が作られた。
◆ 地域ぐるみで解決できる課題も
送迎の悩みは、1つの施設だけでは解決しきれないことも多い。
車両やドライバーの稼働をより効率的にするには、複数施設が協力して送迎を組み立てる方法も効果的だ。
ダイハツは、地域内の複数法人での送迎を支援する共同送迎サービス「ゴイッショ」を展開し、地域全体の効率化にも取り組んできた。今回リニューアルされた「らくぴた送迎」は、単独施設での効率化はもちろん、こうした地域内の連携にも活用できるものとなっており、現場に合わせた多様な送迎スタイルを実現できる。
※「らくぴた送迎」の詳細やお問い合わせはこちらから↓
介護人材不足やドライバーの高齢化が進むなか、送迎業務の効率化は職員の働きやすさとサービスの質を左右する重要な課題だ。「らくぴた送迎」は現場のニーズに応えるソリューションとして進化を続け、より持続可能で質の高い介護サービスの実現に貢献していく。
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