NDソフト、介護ソフトの新領域へ 「ほのぼのONE」でケア品質と経営をつなぐ 現場のデータをより良い介護と経営の力に
「記録の省力化」から「データ経営」へ。介護ソフト大手のNDソフトウェアが、介護現場の業務改善の支援に軸足を置いた新シリーズ「ほのぼのONE」を11月にリリースする。【Joint編集部】
サービスの計画・実行・記録・改善を一連の流れとしてつなぐ。ケアの質の向上、職員の負担軽減、経営の安定を後押しする。
今回、NDソフトウェアは介護ソフトの設計思想をアップグレードする。
従来はどちらかというと、請求や記録などの業務を「いかに楽にできるか」が中心だった。一方、「省力化で生まれた時間はどこへいったのか」「事業所・施設の経営にどう役に立ったのか」などは見えにくかった。
開発担当者は、「新シリーズでは“省力化のその先”に照準を合わせている」と話す。誰が、いつ、何に、どれだけ時間を使っているのか。介護現場の実態、日々の「なんとなく忙しい」という状況をデータで可視化し、経営判断の材料として活かせるようにしたいという。
「ほのぼのONE」の第1弾としてリリースするのは、次の3つのプロダクトだ。
◆ どこでもケアマネ
居宅介護支援、介護施設、小規模多機能などに対応。ブラウザやタブレットなどマルチデバイスで、ケアプランの作成・更新などをデスクに戻らず完結できる。
◆ Care Palette PRO
介護施設、小規模多機能などに対応。業務計画と連動し、iPhone、iPadなどでその日の予定を確認できるほか、タップ操作で各種記録を完結させられる。
◆ 施設運営マネジメント
主に特養、地域密着型特養、老健、特定施設などに対応。記録データの分析・活用や業務計画の立案など、施設経営を幅広く後押しする。
この3つのプロダクトは、相互の連携によって生産性を高める業務改善のパーツでもある。
例えば、ケアプランを勤務帯ごとの業務計画に落とし込む。日々のケア記録と業務データが連携される。時間帯別・職員別などの負担をグラフで確認し、業務配分や人員配置の再考、オペレーションの見直しなどにつなげていく。
事業所・施設の業務改善を一時的、あるいは散発的な取り組みで終わらせず、データを持つ介護ソフトが無理のない日常の仕組みとして定着させる。そんな設計思想だ。
従来の「ほのぼのNEXT」との併用が前提で、既存データも活用可能。まずはプロダクトを厳選して導入し、成果を確かめながら活用範囲を広げることもできるという。








