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2023年8月22日

ヘルパーの不足感、過去10年で最悪の83.5% ケアマネも悪化進む=介護労働実態調査

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(画像はイメージ)

介護労働安定センターは21日、毎年実施している「介護労働実態調査」の昨年度の結果を公表した。【Joint編集部】

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訪問介護のホームヘルパーが足りているかどうか聞いたところ、「大いに不足」が27.9%、「不足」が31.0%、「やや不足」が24.6%。これらを足し合わせた“不足感”は、83.5%にのぼった。

※ ヘルパー以外の介護職員の“不足感”はこちらの記事


ヘルパーの“不足感”は前年度から2.9ポイント上昇。過去10年で最悪となった。多くの事業者が人材確保に苦しんでいる状況。厚生労働省のデータによると、昨年度のヘルパーの有効求人倍率は15.53倍と極めて高くなっている

このほか、介護支援専門員の“不足感”も過去10年で最高を記録した。昨年度は37.7%。前年度より4.8ポイント上昇した。


全国社会福祉協議会が運営する「中央福祉人材センター」のデータによると、今年6月のケアマネジャーの有効求人倍率は4.19倍。現場の関係者からは、人手不足がかなり顕在化してきたと指摘する声が多く聞かれるようになった。ヘルパーもケアマネも高齢化が進んでおり、このままでは状況が更に悪化していく懸念が強い。

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今回の介護労働安定センターの調査は、全国1万8000の介護施設・事業所を対象として昨年10月に行われたもの。8708の介護施設・事業所から回答を得たという。


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