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2023年9月4日

介護施設の夜勤、精神的にも重い負担 「不安」「緊張する」などの回答多数=NCCU調査

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(画像はイメージ)

介護職の労働組合「UAゼンセン日本介護クラフトユニオン(NCCU)」が8月30日に公表した「就業意識実態調査」の結果 − 。施設などでの夜勤の際に、少なからぬ介護職が不安にかられていると改めて報告されている。【Joint編集部】

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「夜間・深夜の勤務時に何を感じるか」との質問に対し、月給制で働く介護職と時給制で働く介護職がそれぞれ複数回答で答えている。そこから読み取れるのは、夜勤の負担が身体的なものだけにとどまらない実情だ。


主な回答をグラフにまとめた。「体力的にきつい」と同じように、「不安」や「緊張する」なども多いことが分かる。特に時給制の介護職では、「不安」や「緊張」が「体力的にきつい」を上回っていた。

この調査は、NCCUが組合員を対象として今年3月から4月に実施したもの。月給制・時給制の介護職6010人の回答を集計している。


「安心・安全の夜勤のためにどんな対策が必要か」との質問への答えは、月給制も時給制も同様の傾向だった。


最も多かったのは「人数を増やす」。このほか、「休憩時間をきちんと取れるようにする」「次の日の休みをきちんと取れるようにする」「緊急時の体制を整える」などの回答が目立っていた。また「ロボットやICTなどを活用する」を選んだ人もいた。


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