

次の日曜日、2月2日に今年度の第37回社会福祉士国家試験が実施される。【Joint編集部】
社会福祉振興・試験センターによると、今年度の社会福祉士国試の受験を申し込んだのは3万1186人。昨年度の受験者数と比べ、3353人少なかった。

今年度の数字はあくまで受験申し込み者数。実際の受験者数はここから減る可能性がある。
受験者数の減少は2年連続。今年度は過去20年で最も少なくなる。
資格創設当初は数千人ほどだった社会福祉士国試の受験者数は、2002年度の第15回で初めて3万人を突破。2004年度の第17回で4万人を超え、2018年度の第31回まで15年間にわたり4万人台で推移していた。ピークは2008年度の第21回の4万6099人。
近年、社会福祉士国試は合格率の上昇傾向が目立つ。昨年度は過去最高の58.1%。その結果、合格者数も初めて2万人を上回り過去最多となった。
今年度の合格率や合格者数はどうなるのか。受験者や関係者の注目が集まる発表日は3月4日だ。