

1月26日に実施された今年度の第37回介護福祉士国家試験の受験者数が明らかになった。【Joint編集部】
社会福祉振興・試験センターによると、今年度の受験者数は7万5387人。前年度より792人多かった。合格者は3月24日に発表される。

増加は4年ぶり。昨年度までは3年連続で減少していたが、今回は増加に転じた。
受験要件の厳格化で受験者数が半減した2016年度から8年。全国で専門性の高い介護人材が必要とされているなか、低迷が続いているのが実情だ。
厚生労働省は来年度から、複数の科目ごとに合否を判定する「パート合格」の仕組みを新たに導入する。この改革で受験者数が増えるか、関係者の注目が集まりそうだ。