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2025年5月16日

“プロの眼”で信頼性を担保 介護福祉士会、福祉機器などの認証マーク事業を新たに開始

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※ 画像はイメージ。記事内容とは関係ありません。

日本介護福祉士会は16日、介護関連の商品・サービスを専門職の視点で審査し、信頼できるものに認証マークを付与する「日本介護福祉士会認証マーク」事業を始めたと発表した。【Joint編集部】

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この事業では、介護福祉士によるモニター審査を通じて、福祉用具やICT機器、衛生用品、入浴用品、消臭・除菌用品、福祉車両などを対象に、「品質」「有用性」「安全性」「利便性」を評価する。認証マークは「専門職からの評価」の証として表示され、利用者や家族の信頼の担保につながると期待されている。


企業にとっては、評価結果を商品改良や販促に活用できるほか、他社製品との差別化につながるメリットもある。認定までには申請、モニター検証、審査などのプロセスを経て、概ね6ヵ月程度を要するという。


第1号の認証商品に選ばれたのは、TQコネクト株式会社(東京都渋谷区)が提供する「TQタブレット」。テレビ電話ができる要介護者向けのタブレットで、「高齢者が何も操作しなくてもつながる」「家族の不安を和らげる」といった声が寄せられるなど、介護福祉士による高い評価が判断の決め手となった。


日本介護福祉士会は、「認証マーク事業を通して、介護福祉士や利用者のより安心・安全な生活の拡大を図っていく」としており、今後も事業の普及に努める方針だ。


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