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2025年7月15日

厚労省、総合事業の充実に向けたワークシートを公表 市町村に活用を呼びかけ

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《 介護保険最新情報Vol.1403 》

介護予防・日常生活支援総合事業のさらなる展開を後押しするため、厚生労働省は「総合事業の充実に向けたワークシート」を新たに作成し、全国の市町村に活用を促している。【Joint編集部】

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11日に発出した介護保険最新情報のVol.1403で関係者に広く周知した。


このワークシートは、全国の市町村が地域の実情や課題を客観的に把握し、今後の取り組み方針を検討する際の支援ツール。国の実施要綱やガイドラインで提示された評価の視点、指標の例をもとに構成されており、市町村名を選択するだけで自動的にグラフなどが出力される仕組みになっている。


厚労省は昨年度、2023年12月にまとめた検討会の「中間整理」を踏まえて実施要綱を改正。総合事業の評価の前提となる考え方を、高齢者の自立支援・社会参加、地域生活の選択肢の拡大、地域産業の活性化、地域の体制づくりなどの視点から整理した。今回のワークシートは、これを踏まえた具体的な分析・検討のツールとして位置付けられている。

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厚労省は市町村に対し、このワークシートを活用し、出力されたデータをもとに地域の関係者と議論を重ね、課題の明確化や必要な対応の検討につなげるよう呼びかけた。通知ではワークシートのダウンロードページも案内している。


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