

日本介護支援専門員協会は9日、次の2027年度の介護保険制度改正に向けた協議を重ねている審議会で、ケアマネジャー資格の更新制の大幅な見直しを要請した。【Joint編集部】
委員として出席した協会の小林広美副会長が、「資格の仕組みとしての更新制と、質の担保のための定期的な研修を切り分けることについて、検討していただきたい」と求めた。次期改正をめぐる焦点の1つとなる見通し。
厚生労働省は今回の審議会で、複合的な課題を抱える高齢者、身寄りのない高齢者らが増えていることも踏まえた地域の相談支援のあり方を議題とした。
協会の小林広美副会長は、ケアマネジャーの負担軽減や処遇改善、人材確保を進めることの重要性を改めて指摘。この文脈で資格の更新制の見直しを呼びかけた。