2026年2月6日
SOMPOケア、介護職の育成ノウハウを外販 研修プログラムを競合他社に定額で提供
SOMPOケア株式会社は今月から、介護事業者向けの人材育成プログラム「スキルドライブ」の提供を開始する。【Joint編集部】
自社で培った教育ノウハウを競合他社へ開放し、eラーニングからリアル環境での実技研修までを一気通貫で提供する。
「スキルドライブ」のコンテンツの軸は大きく4つ。SOMPOケアはこれらをパッケージで提供していく方針だ。
スキルノート|個々の職員のスキルレベルを可視化し、主体的な成長を促す育成ツール。管理者も学習状況を確認できる。
動画研修(eラーニング)|スマホやPCを使用。介護技術や認知症ケア、法定研修、管理者向け、外国人向けなど約400本の動画がある。
オンラインライブ研修|Zoomを使った双方向型。月7回・年84回開催され、参加回数は無制限。
実技研修|実際の介護施設や在宅介護の環境を再現したリアル会場で行う。経験豊富な講師が実践的な技術を指導。
ポイントの1つがコストパフォーマンスの捉え方だ。
価格は1事業所あたり年13万8000円の定額制。12で割ると月1万1500円となる(*)。あくまでも事業所単位。職員がどれだけいても同一料金で、人材育成プログラムをフル活用できる設計になっている。
* 1年契約、一括支払いのみ
業界最大手が自社の教育ノウハウを競合他社に開放する背景には、全国を覆う深刻な人材不足への危機感がある。
SOMPOケアの担当者は4日の記者会見で、「貴重な人材が介護の仕事から離れてしまう、あるいは介護にチャレンジする若者が少ないという現状を変えていきたい」と説明。「業界全体として一段と成長していくことが必要だ。私たちが生き残るためにも、それがどうしても必要なことだと考えている」と述べた。








