生産性向上は準備が8割! チーム作りや課題の見える化を助ける無料ツール、介護現場の頼れる味方=「生産性向上くん®」
介護現場の生産性向上のフロントランナーとして、事業所・施設の伴走支援や国のモデル事業などを牽引している株式会社TRAPE(トラピ)。同社が開発した無料のWebツール「生産性向上くん®」の利用が、介護現場で広がってきている。
昨年のプロトタイプの公開以降、導入数はすでに約900事業所・施設に達した。多くの介護現場が直面する「何から始めればよいか分からない」「委員会の立ち上げ・運営の方法が分からない」という切実な悩みを解決する便利ツールとして、着実に支持を集めている。
◆ 解決策に飛びつく前に
生産性向上が重要なことは論を待たない。ただ、深刻な人材不足や業務過多などのやむを得ない理由があり、多くの介護現場が「頑張れば頑張るほど糸がこんがらがっていく状況」に陥りがちだ。いきなり解決策に飛びついても、足元が固まっていないとすぐに立ち往生してしまう。
だからこそ、TRAPEは「生産性向上は準備が8割」を合言葉に掲げている。「生産性向上くん®」もこの理念に沿い、成功に欠かせない準備の段階に特化して設計された。
*「生産性向上は準備が8割」という考え方は、昨年8月に改訂された国の「生産性向上ガイドライン」にも明記されている。
職員を登録して委員会での役割を決める機能により、最初のハードルとなる「チーム作り」を強力にサポート。まずは土台を固め、事業所・施設の現状を適切に整理することで、こんがらがった糸をほぐす地ならしを下支えする。
個々の機能は実践的だ。現場は今、具体的に何に困っているのか ーー 。その実態を可視化するためのアンケート機能が搭載されている。
職員がスマホでQRコードを読み込み、回答するだけで集計は完了する。結果はヒートマップで「赤(悲鳴)」「青(良好)」などと色分けされ、職員がどの業務に課題感を持っているのかが一目で分かり、視覚的に全員で共有できる仕組みとなっている。
普段はなかなか言い出しにくい職員の本音やモヤモヤ、気づきを記載できる点も特徴だ。どこで負担が生じているか、ボトルネックはどこかといった具体的な現場の声をあわせて把握できるため、優先して向き合うべき課題を迷いなく判断できる。
加えて、アプリ内で簡単に業務時間を計測できる「タイムスタディ機能」も備えている。例えば、介護施設などの「生産性向上推進体制加算」の要件に対応したデータ出力が可能で、加算取得の実務負担を軽減できるのも魅力だ。
あわせて、TRAPEが長年の伴走支援で培ってきたノウハウを組み込んだAI分析機能も近く搭載される予定。集約されたヒートマップのデータや職員の生の声を踏まえて現状を解釈し、「委員会で何を話すべきか」「問題の原因は何か」「どこから取り組むべきか」といった具体的な切り口を提示することで、現場の取り組みが前へ進むように後押しする。
◆ 導入のハードルは「ゼロ」
こうした様々な機能を使えるが、利用料は無料。事前の問い合わせや資料請求といった手間も一切不要だ。まずはコストを気にせず「準備」を進め、生産性向上の確実性を高めて成功体験を得てほしいという思いから、TRAPEはこうした負担ゼロの形にこだわった。
TRAPEの代表を務める鎌田大啓氏はこう呼びかける。
「人手不足で忙しいからこそ、生産性向上の取り組みを進めなければならないと焦ってしまいがちです。しかし、焦りは禁物です。『準備8割』を合言葉に、生産性向上ガイドラインのステップに沿って一つひとつ階段を上っていけば、必ず良い取り組みは生まれます。まずはできるところから。便利なツールを活用しながら、一歩ずつ取り組んでいただきたいです」
業界の旗振り役のTRAPEが、事業所・施設の第一歩を優しく後押しする「生産性向上くん®」。Webで登録を済ませれば、すぐに無料で使い始めることができる。









