2019年1月から昨年12月までの7年間で、車いすの利用者を自動車で送迎している最中の事故が49件確認され、うち死亡事故が30件にのぼることが分かった。【Joint編集部】
介護サービス中の送迎では、34件中24件が死亡事故だったという。消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)がこのほど公表したレポートで明らかになった。
介護サービス中の主な事故要因は、判明している範囲で、
● 車いすの固定が適切に行われていなかった=8件
● シートベルトの装着が適切に行われていなかった=9件
などだった。例えば、シートベルトを忘れて利用者がブレーキの際に滑落したケースや、フックへの固定の不備で利用者が車いすごと転倒したケースなどが報告されている。
消費者事故調は課題として、車いすの形状や送迎車両の装置の構造などによって、車いすの固定方法が異なることを指摘。事故を防いで利用者の安全を守るため、送迎車両の取扱説明書や車いすの形状を十分に踏まえて対応するなど、現場での安全確認を徹底するよう呼びかけている。









