2023年11月29日

介護職にギフトカード2万円 大阪府が詳細 全サービス・全職種が対象 来月4日から申請開始

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(大阪府庁舎)

大阪府は28日、介護・障害福祉・保育の現場を支える職員に1人あたり2万円のギフトカードを配付する新たな事業について、申請方法などの詳細を公式サイトでアナウンスした。【Joint編集部】

来月4日から、府のオンラインシステムを通じて申請の受け付けを始める。申請書類の様式は公式サイトからダウンロードできる。ギフトカードの発送は来年1月以降となる。申請の締め切りは来年1月19日。


事業の設計は、1万円のギフトカードを配った昨年度とほぼ同じだ。全てのサービスが対象。例えば介護分野では、訪問介護や通所介護、特養、老健、グループホーム、小規模多機能はもちろん、居宅介護支援や福祉用具貸与、サ高住、地域包括支援センターなども含まれる。


ギフトカードを得られるのは、府内のこうした現場で今年4月1日から12月1日までの間に10日以上働いた職員。公務員でなければ、正規・非正規や保有資格、職種の違いは問われない。およそ41.4万人が対象となる。

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この事業は、大阪府の今年度の補正予算に基づくもの。介護・福祉・保育などの現場で新型コロナウイルスとの戦いが今なお続いていること、物価高騰が長期化していることなどを踏まえた支援策だ。


大阪府の吉村洋文知事は28日夜、「感染症対策も残るなか、要介護の高齢者、障がい児者、乳幼児の安全、健康、命を守って頂いてありがとうございます。感謝の気持ちを込めてギフトカードを送ります」とXにポストした

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大阪府がアナウンスした詳細のポイントは以下の通り。

《支給額》
1人あたり2万円相当のギフトカード(1000円券×20枚)。


《支給要件》
今年4月1日〜今年12月1日の間に10日以上勤務しており、利用者らと接する業務に1日以上従事した職員。退職者、派遣、委託などを含む。多職種、送迎、調理、事務などの職員も含む。公務員は対象外。


《対象施設》
大阪府内の全サービスの施設・事業所。対象施設など一覧はこちらから


《申請方法》
12月4日(月)から来年1月19日(金)までの間に、大阪府行政オンラインシステムで申請する。添付する申請書類の様式はこちらから


《スケジュール》
申請の受け付け後から順次審査が始まり、それが完了した順に施設・事業所へギフトカードが送られる。発送開始は来年1月以降。


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