2026年4月7日
SOMPOケア、入社式から生成AI活用に力点 本格化する介護職の創造的マインド養成
テクノロジーと人の力の融合が基盤となる時代へ。介護経営の持続可能性をかけた変革が加速している。【Joint編集部】
SOMPOケアは今月1日に新年度の新卒入社式を開催した。テーマは「AI共創」。介護現場のイノベーションへの挑戦を色濃く打ち出す構成となった。
SOMPOケアは2025年を「AI共創元年」と位置付け、今年以降はその本格始動で生産性向上を更に推進する方針。デジタル、データ、AIなどを積極的に活用し、介護職が「人にしかできないケア」に専念できる環境の整備を目指す。人材確保が一段と難しくなっていく今後を見据え、業務の効率化や負担軽減とサービス品質の向上とを両立させたい考えだ。
今年度の新入職員は166人。入社式のプログラムには、生成AIを創造的に使いこなすマインドを初日から養うことを狙って、「AI×介護×ゲーム」の開発体験を組み込んだ。

新入職員はチームを組み、AIゲーム生成プラットフォームを活用してシミュレーションゲームを制作。題材は「介護現場で判断に迷う場面」で、楽しみながら業務の疑似体験を行った。
このほか、SOMPOケアとしてのAI活用の方針も説明。役員紹介でもAIアバターを登場させるなど、一貫して新たなテクノロジーに触れてもらう工夫が凝らされた。
SOMPOケアは、「新入職員が持つ豊かな発想力とAI活用への意欲が、介護業界の発展に貢献することを大いに期待している」とした。業界最大手の象徴的な試みは、これからの介護職に求められる素養の変化を示唆するとともに、他法人の人材戦略にも一石を投じそうだ。







