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東京都は来年度に向けて、ケアマネジャーの更新研修の受講料を軽減する新たな独自事業の創設を検討していく。【Joint編集部】
来年度予算案の概算要求に新事業の経費を盛り込んだ。ケアマネや主任ケアマネの更新研修などについて、受講料の本人負担を軽くする施策を講じる。今後、軽減額の規模など具体的な調整を進めていく。今の負担の重さを考慮した人材確保策の一環。
12日の都議会の代表質問で、ケアマネの更新研修に話題が及んだ。
都民ファーストの会の後藤なみ都議が、「ケアマネ不足は待ったなしの状況。いまだ国の対応が見通せないなか、都としても具体的な支援を検討すべき」と訴えた。これに対し佐藤智秀福祉局長は、「更新研修の受講料の負担軽減などを検討していく」と明言した。
福祉局との調整にあたっている後藤都議は取材に対し、「更新研修の受講料の一定程度を都が補助するなど、現場で活躍する皆さんをしっかり支援できる事業にしていきたい。今後もケアマネジャーを支える施策には力を入れていく」と意欲をみせた。