資格を持ちながら介護現場で働いていない「潜在ケアマネジャー」の復職を後押しするため、東京都が奨励金の支給を始めた。【Joint編集部】

都内でケアマネジャーとして復職し、そのまま6ヵ月以上働いた人に10万円を支給する。人材確保につなげる狙いがある。

奨励金の対象となる潜在ケアマネジャーは以下の通り。支給は1人1回限りとなる。

（1）ケアマネジャーを離職して3ヵ月以上経過（失業保険給付期間中は対象外）した後に、都内でケアマネジャーとして復職し、6ヵ月以上従事した人

（2）介護支援専門員の資格を持ち、一度も実務に従事したことがない人で、新たに都内でケアマネジャーとして転職し、6ヵ月以上従事した人

※ 今年度に介護支援専門員証の交付を新規で受けた新人は対象外

東京都は支給申請を今年度いっぱい、来年の3月31日まで受け付ける。申請は必要書類を公式サイトからダウンロードして行う。公式サイトでは、奨励金の対象者などをQ&Aで詳しく解説している。