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2026年9月17日

【山田剛】「プロ」って何だろう ケアマネジャーとして岡山の全国大会で考えたこと

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《 日本介護支援専門員協会・山田剛常任理事 》

8月22日、23日の2日間、「第20回日本介護支援専門員協会全国大会inおかやま」が開催されました。【山田剛】

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会場は岡山駅からすぐ。さすが「晴れの国・岡山」、心配された雨も大丈夫でした。


今回、何度も頭に浮かんだのが「プロって何だろう」という問いです。


きっかけは、全国大会の中で披露された柳家花緑師匠の落語でした。会場の空気を我が物にして、笑わせ、聴かせる。理屈抜きに「プロの凄み」を感じました。


ところが、続く講演で語られたのは「頑張らない生き方」。花緑師匠はオリンピックを例に、次のようなお話をされました。

銅メダルを取れば次は銀、銀が取れたら次は金、金なら次は2連覇と続いていく。「ないもの」を追えば、「まだ足りない」は終わらない。一方、「感謝」は「あるものを見ること」。「努力」や「必死」とも距離を置いている。

なるほどと思う一方で、「では、あの落語は何だったのだろう」とも思いました。


あの芸はいったい何によってつくられたのか。あの境地に至るまで、そして今も、めちゃくちゃ頑張り、必死に努力しているのではないか。


「頑張らない」ということも、簡単な話ではなさそうです。

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そこでふと、元中日ドラゴンズの山本昌さんの「置かれた環境で花を咲かす」という考え方が頭に浮かびました。


今あるものに目を向け、できることを積み重ねる。花緑師匠のいう「感謝」と、どこかでつながっているような気がします。


これは「利用者の強みを見る」ことにも通じます。私たちは、本当はわかっているはずなのに、つい、相手のできないことや足りないこと、問題ばかりにとらわれがちですよね。


岡山県介護支援専門員協会の皆さんも印象的でした。とにかく楽しそう。それでいて統率が取れ、それぞれが役割を過不足なく果たしている。これもまた、一つの「プロの仕事」です。


白澤政和先生の講演でも、研修で手法を学ぶこと自体が目的になっていないか、「シャドウワーク」とひと括りにして簡単に仕事を線引きしてよいのか、と考えさせられました。

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そして、最初の問いに戻ります。


岡山で答えが見つかったわけではありません。分からないことを、分かったつもりにせず考え続ける。それもプロの仕事なのでしょう。私たちの仕事からも、花緑師匠の落語に感じたような「プロの凄み」が伝わり、利用者や家族に「さすがプロだ」と思ってもらえたなら本望です。


最後に、来年の全国大会は茨城です。茨城県協会の皆さんが、きっと素晴らしい大会をつくってくれるはずです。茨城で、みんなで考え、語り、楽しみましょう。


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