2026年7月13日
SOMPOケア、介護職の「5連休制度」が定着 取得率8割弱 リファラル採用も強化
業界最大手のSOMPOケアは、勤続5年以上の介護職員らを対象とした「5連休制度」の導入・定着など、介護現場の働く環境の改善に力を入れている。【Joint編集部】
5連休の取得率はすでに8割弱。一連の施策が奏功し、離職率は11%台と低い水準を維持している。鷲見隆充代表取締役社長がインタビューで明らかにした。
国内の人手不足が深刻化の一途をたどり、業界の枠を超えた横断的な人材獲得競争が熾烈を極めるなか、介護現場の採用環境も厳しさを増している。鷲見社長は、「正直に言って採用は非常に厳しい。新卒も中途も確保が難しくなり、採用コストも上がった。給与が高い他のサービス産業へ人材が流れている面もある」との認識を示した。
SOMPOケアは今年度から、介護職員らに新たな人材を紹介・推薦してもらう「全員リクルーター制度」も強化した。
採用や定着といった成果に応じたインセンティブの付与などを推進するほか、「今すぐ働くかどうか分からない」「まずは職場の雰囲気を知りたい」という求職者のために、体験型のスポットワークを新たに導入。鷲見社長は、「全員で仲間を増やしていこうと声をかけている。地域に開かれた透明性の高い事業所・施設をつくり、一緒に働きたいと言ってくれる人を増やしたい」と意欲をみせた。
SOMPOケアはこのほか、継続的な処遇改善や人事制度の改定、教育体制の充実、外国人材の受け入れなどにも注力。総合的なアプローチで持続可能な人員体制の構築を目指す方針だ。










